夕張高校チャレンジ・モア・スピリッツ 第18号

より良い学校行事へ! 生徒会執行部が変化に挑む!


 春は別れと出会いの季節である。高校では3年生が卒業し、中学校から新1年生が入学する変化の季節ともいえる。今回のチャレンジ・モア・スピリッツでは、この時期に増える学校行事を支えている生徒会執行部について迫っていこう。

 

生徒会執行部とは

 生徒会執行部は、8名(2年生4名、3年生4名)で構成されており、生徒会選挙にて選出される夕張高校生の代表である。

 活動内容は、生徒会行事の運営、企画などを行い、学校全体を盛り上げるために積極的な活動を行っている。

 精力的に活動を行う生徒会の活動により迫るべく、生徒会長の山﨑彩巴さん(以下敬称略)にインタビューを行った。

会議の様子
生徒会の打ち合わせの様子。部活動と掛け持ちしている生徒も多く、定例の打ちあわせの日以外であっても主体的に活動している。

大胆な行事の見直しを実施!

記者

 最近はどんな活動をしてるの?

山﨑

 2月に3年生を生徒会全員で送る予餞会を実施したのと、これからは新入生歓迎会に向けて準備しています。(取材時4月初旬)

記者

 予餞会ってどんなことをするの?

山﨑

 お世話になった3年生に向けて各学年や生徒会が出し物を行う行事なんですけど、毎年ただのお楽しみ会になってしまっている現状があったので、今年は開催意義を生徒会で議論して、今までの感謝の気持ちが伝わるような内容にしなければいけないと再確認しました。

生徒会レクレーションのようす
予餞会の様子。各学年の出し物の他に生徒会主催のレクレーションを企画。全ての生徒が楽しむことができたようだ。

記者

 すごい大人な議論だね(笑)具体的にはどんな内容に変更したの?

山﨑

 各学年の出し物を感謝の気持ちがより伝わる内容に変更するように要望しました。1年生は動画で、2年生はゲームを通じて感謝の気持ちを伝えました。

記者

 なるほど!結構評判良かったんじゃない?

山﨑

 はい!先生方からも好評だったので、やってみてよかったです!

記者

 新入生歓迎会ではどんなことするの?

山﨑

 学校行事・先生・部活動紹介の司会進行が仕事です。ただ堅いイメージがあって1年生の印象に残っていないことが課題と感じていたので、今年の歓迎会では楽しいと思ってもらえるような工夫を検討しているところです。

記者

 色々考えているんだね。

山﨑

 活発な学校行事を通じて高校をPRしていきたいです。入学者は毎年少なくなってきてますけど、今年は夕張中学校を卒業した31名のうち19名の生徒を地元の高校を選んでくれたので嬉しいです!

生徒会長の山﨑さん
今回話を聞いた生徒会長の山﨑さん

これからの目標について

記者

 これからの目標を教えてください!

山﨑

 個人の目標としては、勉強や部活、学校行事など、やりたいことはたくさんありますけど、限られた時間の中でそれぞれベストを尽くしていきたいと思っています。

記者

 生徒会長としてはどう?

山﨑

 地域へ活動を発信していきたいのと、様々なところから注目されているので、夕張高校の取り組みや頑張っている姿から高校生の元気を発信していきたいです。財政破綻とか関係ないと思うので!

記者

 そうだよね!今後の活躍を期待してます!

春休みにも関わらずインタビューに答えてくれてありがとう!

生徒会のさらなる挑戦を応援しています!


夕張高校チャレンジ・モア・スピリッツ 第19号

部活を創る!チームづくりに挑んだ3年間で得たこととは


 記者が学生のとき、部活動は「選ぶ」ものでしたが、取材に応じてくれた鈴木さんは、「創る」ことを選びました。女子バレーボール同好会を立ち上げ、他校との合同チームづくりに挑んだ3年間をインタビューしました。

 

鈴木さん
今回話を聞いた鈴木さん

受験面接で「創る」と宣言!

鈴木

 少年団「夕張レガメッツ」の初代メンバーとして小6のときにバレーボールを始めました。高校でも続けたくて、面接のときから「部を創りたい!」と言っていました。

記者

 入学したてで創部しようとするなんて、すごいよね! どうやって行動したの?

鈴木

 まずは担任の先生に相談しました。すると、着任した先生が競技経験がある人だとわかって、お願いに行きました。先生が引き受けてくださったので、同級生3人と先輩2人で同好会としてスタートすることができました。

記者

 きっと熱意が伝わったから、協力してもらえたんだよね。活動を始めて、大変だったことはある?

 鈴木

 道具も十分ではなかったので、最初は自分たちでお金を集めて活動していました。人数が少ないので、学校行事や生徒会などが重なると、一人で練習をしなければならないこともありました。

 

ハンディを工夫で乗り越える!

記者

 練習の人数が集まらない、しかも試合では他校との合同チームだよね。チームづくりではどんな工夫をしたの?

鈴木

 週1回の合同練習では不十分なので、日々のコミュニケーションが大切です。LINEでグループを作って、意識的に連絡を取り合っていました。

記者

 今どきの高校生らしいね! どんなことを話すの?

鈴木

 恋愛の話とか(笑)こうした他校生徒との出会いが生まれたことも、バレーを続けてきて良かったことの一つです。

 

バレー部
合同チームのバレー部の試合

3年間の活動で得た「自律心」

記者

 3年間の活動の成果で、今年は部に昇格したんだね。3年間やってきて、どんなことを学べたと思う?

鈴木

 顧問の先生にはいつも「人が見ていないときにどれだけやれるか」と指導されてきたので、たとえ一人でも手を抜かずに取り組むことができるようになったことですかね。後輩たちにも伝統にしてほしいです。

記者

 その気持ち、とっても大切だと思う。そんなバレーをやってきて一番の思い出ってなに? 

鈴木

 他校との合同合宿です。早朝5キロマラソンから始まり、夜7時までびっちり練習しました。アザだらけになって、辛かったですけど、みんなで頑張って充実した時間を過ごせて、本当に楽しかったです。

 

後輩たちに向けて

鈴木

 夕張高校単体で試合に出場することが夢でした。しかし三年生が抜けると、後輩2人になってしまいます。いろんな苦労をして創ってきた部なので、なんとか継続してほしいと願っています。

 

 部活を「創る」夕張高校だからこそ取り組めたチャレンジの経験を生かして、鈴木さんは卒業後社会に出るそうです。小学校から続けてきたバレーも続けたいと話してくれました。

 夕張高校で養ったチャレンジ・モア・スピリットを生かして、社会に出ても頑張ってくださいね!