夕張高校魅力化プロジェクトの佐近です。
2月14日、高校生6名と楽天㈱本社を訪問してきました。
「夕張市アントレプレナー育成事業」で審査員を務めていただいた楽天㈱の創業者の一人である小林正忠
CPO様からお招きいただき、実現いたしました。
楽天社は、商店街や閉店していく地域衰退を解決するため、楽天市場を立ち上げたところからスタートしました。6名で創業した会社が、20年間で世界を変える企業の一つとなっています。
本社ビルには、夕張の人口を超える社員がおり、70ヶ国以上の国籍の方がいるそうです。基本的には英語で会話しているとのこと。社員無料となる食堂、スポーツジム、美容室、ネイルサロン、コンビニなどが社内にあり、まさに「一つのまち」となっていました。
ただ見学するだけではなく、楽天社員さんとディスカッションを行わせていただきました。
社員さんは、当初は夕張のイメージを「メロン」と「破綻」しかなかったとのことですが、生徒からは
「知らない人からジュースをもらう」
「東京の空気が濁っているように感じる」
「イルミネーションがまぶしくて目が疲れた」
などの声を聞き、優しい人たちに囲まれ、豊かな自然とともに暮らしているということが伝わったとのことでした。
生徒からの質問
Q.なぜ楽天で働こうと思ったのか?
A.やりたいことが決まっていなかったので、多方面に活躍している会社を選んだ。
たとえ飽きてしまっても、いろんなことにチャレンジできる会社と思ったから。
Q.楽天に入る方法は?
A.中途採用(ヘッドハンティング)と新卒採用があるが、難しい質問。
高校生がいまできることとすれば、英語。どこに行っても必要になる。
あまりに刺激的な体験に、生徒は言葉も出ないほどでした。本当に貴重な体験をさせていただき、
ありがとうございました!
夕張市と楽天社で連携し、来年度は「楽天ITスクール」を実施できないか検討中です。
夕張高校魅力化プロジェクト佐近